【なお|新着記事】生きることに、目的も使命も意味もないから


こんにちは。なおです。

今回は、久しぶりに人生系の話です。

もし、あなたがまだ満足いく結果に辿り着いていなければ、何か「焦り」のような感情を覚えてはいないでしょうか?

  • 何も成さないまま、老いて死ぬわけにはいかない。
  • それじゃあ、何のために生まれてきたのかわからない。
  • 1日でも早く結果を出したいのに…!

と、こういう類の焦りです。

ときには、大きな声では言えないけど、家族の存在すら負担に感じることもあるかもしれません。

しかし、この「焦り」は、本来であれば感じる必要のない感情。ただの勘違い。みんな勝手にそう思っているだけ。

そもそも、人間に「生きる意味」なんてありませんから。デフォルトでは、人生に目的も使命もないのです。あると思い込まされているだけです。

人間もただの動物だよ?

人間を「唯一で特別な生き物」と見做す考え方は、一神教の世界観。科学の時代に入って久しい現在でも、その思想が尾を引いているように思います。

しかし、実際のところ、人間はただの動物ですよ。

  • 全ての哺乳類は、共通の祖先を持っていて、
  • 全ての脊椎動物も、共通の祖先を持っていて、
  • 全ての生物(動物・植物・菌)も、共通の祖先を持っています。

全生物は、38億年前に、たった1つの原始生物から枝分かれした兄弟です。

ちなみに、その全生物の祖先には、「LUCA(Last Universal Common Ancestor)」という名前がつけられています。姿形は分かりませんが、多分単細胞生物だったんでしょうね。

人間も、犬も、猫も、イルカも、チンパンジーも、みな等しくLUCAの子孫。

人間と動物の違いは、どこまでいっても程度の差であって、本質の違いはないのです。

「生きること」自体が、生きる意味

さて、犬や猫が、イルカが、チンパンジーが、「人生の意味」について考えていると思いますか?

考えていることと言ったら、大抵は「飯」のこと。あとは身の安全とか、せいぜいが繁殖くらい。

総じて言えば、「生きること」自体が、生きる目的なのです。

人間だって同じでしょう。

  • 屋根の下で暮らせて、
  • 暖かいご飯が食べられて、
  • 布団の上で眠れて、
  • 痛みや苦しみを強要されることなく、
  • 唐突に生命を奪われる心配がなければ、

十分に幸せです。

その先は、全てプラスアルファの余剰

  • 生きがいを見つけて、
  • 自分らしい表現活動をして、
  • お客さんに買ってもらえて、
  • 暮らし振りが良くなる

ってのは、みな余剰です。

余剰はあれば嬉しいですが、なかったからと言って不幸ではありません

焦る必要はないんじゃない?

その「ないよりはあったほうが良い」程度の余剰を、みな追いかけているわけです。ブログに書いていることも、全部余剰についての話です。

一刻一秒を争う話ではないし、「何歳までに達成しないといけない」ということもありません。ましてや、他人と争う話でもありません。

屋根の下で暖かい飯が食えているなら、いつまでかかったっていいんじゃないですかね?60歳でも70歳でも。

あ、一応ですけど、あえて「ゆっくりやれ」と言ってるんじゃないですよ。

作家業にフルコミットできる環境の人は、最速で進めれば良いでしょう。チャンスが来ているから、今は頑張りたいという人を止めるものでもありません。

ただ、漠然とした焦燥感を感じている人に、「そんなに焦らなくても良いんじゃない?」と言いたいだけです。


本記事は、

  • ボク自身が不意に焦りがよぎったとき、自分に言い聞かせること
  • 焦りを感じている人へアドバイスをするときに、かける言葉

を一まとめにしたものです。

良くも悪くも「なおらしい記事」でして、相性が良ければ面白いけど、相性が悪いとクソつまらない記事になっています。

いま漠然とした「焦り」を感じていて、これまでの記事を「面白い」と感じてくれている方は、読んでみても良いかもしれませんね。

【それ勘違い】生きることに、目的も使命も意味もないから

なお

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