【なお】あなたのターゲット顧客に「社交界」は存在しますか?


こんにちは。なおです。

今週引っ越しまして、部屋がカオス状態...。

それはそうと、今回の引越しで、すごくビックリしたことがあったんです。

先週まで住んでた物件、家賃15.5万円だったんですね。
23区外で、2LDKです。東京って、ホント高い...😔

奥さんが興味本位で、「この物件、次はいくらで募集してんだろ?」とネットで見てたら、なんと...

家賃23.5万円!

は?50%マシ?🙄
高すぎんだろ。狂ってる。

これは日本国民怒りますわ。もう住まないのに、憤りを感じてしまいました。こんな世相でハンドメイド作品を売るって、逆風エグいて。

...では、メルマガ本編に行きましょうか。

昨今の個人ビジネスは、ネット上で、「SNS」や「広告」を使って、インプレッション(露出)を取ってナンボ。という感覚がありますね。

ネットのおかげで、人脈のない一般個人でも集客ができるようになったと。

確かにそう。ボクが今、こうしてあなたにコンテンツを届けられているのも、ネットのおかげですから。

ただ、インターネットがない時代でも、個人でビジネスをしている人はいました。

ネットなしで、どうやってお客さんを集めていたんでしょう?

当然、リアルな人を媒介にした「クチコミ」「紹介」ですね。

ビジネスでは、「バイラル」と呼ばれています。最近聞かなくなった気がしますが、いま一度バイラルを真剣に考えて良い時代なんじゃないかと思っています。

「バイラル」とは?

「バイラル(Viral)」は、英語で「ウイルスの」という意味の形容詞。

日本語では、「ウイルス」と発音しますが、英語では「Virus(ヴァイラス)」なんですね。英語読みの方で「ヴァイラル→バイラル」です。

ビジネスの文脈では、「アイデアや商品が、ウイルスのように人から人へ伝染して広まっていく様」を指しています。

この概念が魅力的なのは、露出量の少なさが問題にならない点。何人かに感染すれば、勝手にクチコミで広まっていくので、ネット不在でも集客できてしまう。

きょうび、ハンドメイド作家に限らず、ネット集客に疲れてる人は多いですね。「私の本当の仕事って、何なんだっけ...?」と、首を傾げている人も多いのでは?

バイラルを駆使できたら、すごく魅力的じゃないですか?

「口裂け女」の都市伝説みたいに勝手に広まってくれたら、どんなに楽か!

昭和・平成前期は、みんな「バイラル」でお客さんを集めていたんです。

ネット集客の競争が激化して、ハードルがどんどん上がっていく昨今。いま一度、「バイラルに目を向けても良いのでは?」と思うのです。

バイラル系数

今回は細を穿った話はしませんが、サブ概念を1つだけ。

「バイラル係数」とは、「1人のお客さんが、平均で何人のお客さんを連れてくるか?」という概念です。

  • 1人のお客さんが、
  • 必ず「1人」だけに紹介して、
  • 「コンバージョン率100%」なら、
  • 👉「バイラル係数:1.00」

となります。

ただ、「必ず1人に紹介」して、「紹介された人が必ず買う」というシーンは、あまりイメージがつきません。

以下の方が、もう少しイメージが湧くかもしれません。

  • 1人のお客さんが、
  • 「平均4人」に紹介して、
  • 「コンバージョン率50%」なら、
  • 👉「バイラル係数:2.00」

イメージは伝わりましたかね。

「バイラル係数:1.00」なら
:極論、お客さん1人だけ自力で捕まえれば、あとは勝手にお客さんがついてきます(ただし、ペースは遅いですが)。

「バイラル係数:1.1」なら、
:雪だるま式にお客さんが増えていきます。遠くないうちに、お客さんでいっぱいになります。

「バイラル係数:2.00」なら、
:あっという間にお客さんが列をなして、捌ききれないほどに!

バイラル係数を上げるためにできること

夢のような話をしましたねw

あくまで理論値の話です。
実際には、「バイラル係数:1.00」は大変な好成績ですから。

しかし、バイラル係数を上げるための努力はできますね?

例えば、1人のお客さんが「紹介してくれる平均人数を2倍」にできれば、「バイラル係数も2倍」になります。

前置きが長くなりましたが、今回のメルマガはこういう話です。

バイラル係数を上げるためのアイデアはたくさんあります。
その中から1つ、重要なアイデアを紹介しましょう。

それが、件名の「ターゲット顧客に"社交界"はあるか?」なんですね。

社交界はあるか?

ここで言う「社交界」とは、ターゲットが集う場。ターゲットにとって、その内部での評判や序列が気になる、極めて関心の高い集団が集う場所のこと。

難しい言葉を使ったので、感覚的にわかる例を出しましょう。

中高生のとき、学校で流行ったアイテムはありませんでしたか?
ボクが通っていた中学では、何故かはよくわかりませんが、食玩のキョロちゃんストラップが流行っていました。
今だと、ラブブもこういう感じでしょうか。

中高生にとって、「学校」は、まさに社交界です。
学校内での評判、気になりますよね?

構造は「ザ・社交界」のイメージ通り。
上流階級が集まる、あの社交界です。

「あそこの奥さん、すっごい目立つ毛皮のコート着てる...!」
「伯爵様と踊っている方は、どこのご令嬢かしら...?」

社交界に参加する皆の一挙手一投足が、非常な関心ごとなのです。

社交界の場で、「耳目に入ること」が、もうバイラルになっているのです。必ずしも、「クチコミ」である必要はありません。

もう少し現実的なケースを

中高生にとって、「学校」が社交界になるのは、同年代が集まるというのも大きな理由。歳が近いと、行動様式や価値観も似てきますからね。

何より、狭い世界を生きている中高生にとって、「学校 ≒ 社会」みたいなものです。

しかし、おそらく、あなたのターゲットは中高生ではないと思います。多くの作家さんと話をしてきて、中高生向けはかなり少なかったので。

では、良い大人の社交界とは、どんなものでしょうか?

社会の範囲がより広い大人は、色んな人間関係に首を突っ込んでいます。

「職場」はもっとも接触頻度の高い集団ですが、必ずしも、職場での評判が最たる関心ごとではないかもしれません。

20〜30代女子は、オッサンばかりの職場でどう思われようが、知ったこっちゃない。むしろ、「関わりたくない」「こっちみんなハゲ」と思ってます。

結局、ターゲットが"集う"場所じゃなきゃ意味がない。とりあえず人が集まっているだけでは、バイラルは機能しません。

ターゲットが、そこにいると生き生きする集団を想像しましょう。

例えば、ガチめの趣味で「釣り」をしている人がいたとしましょう。

職場の評判よりも、釣り仲間の間で輝くことの方が重要かもしれません。釣り場へ車で赴く休日は、さながら社交界に馬車で向かう貴婦人の気持ち。

・イケてるSUV
・イケてる釣具
・イケてるウェア
・マニアックな道具
は、社交界で目を惹くアイテムですね。
本人としては、注目を浴びることは報酬。友達だけではなく、周りにいる見知らぬ釣り人に注目されることも報酬です。
それを見た釣り仲間や見知らぬ釣り人には、「え、それ良いね!」と伝染していく

これが、社交界があることの、バイラル上の強みです。

  • 「皇居ラン」も社交界
  • 「キャンプ場」も社交界
  • 「カードゲームショップ」も社交界
  • 「コミケ」も社交界(多分)

趣味の集まりは、高確率で社交界ですね。

普段は生活費を切り詰めて節約していても、社交界では奮発して、いい格好を見せたいんですよ。この気持ち、あなたも理解できますよね?

  • おニューの服を下ろして行きたくなる場所
  • お化粧に気合いが入る場所

も、社交界になっていそうに思います。

以前、ゴスロリ作家さんから聞いた話だと、ゴスロリさんたちは、休日におしゃれな喫茶店で、ゴスロリ服着てお茶会するんだとか。

これも、ナイスな社交界ですね。

初めて見るアイテムを持ってたら、「えー!?何それ、どこの?どこで買ったの?」って話になるじゃないですか。

このコミュニケーションも、もちろんバイラルですよ。

社交界の美意識が優先!

社交界には、1つのお約束があります。

どんなに珍妙で、どんなに滑稽で、外の世界では理解されなかったとしても、社交界で評価される価値観が正義なのです。

あなたも、子供の頃に両親から「この服オシャレじゃない」と言われて、「えー、お友達はそんな服着ないよ」と返した経験あると思います。

ボクが通ってた中学(他の中学でもあるあるかも?)では、手袋の代わりに「軍手」をするのがオシャレで通っていました。
イケてる男子中学生は、軍手をはめるのですw

いや、外の世界からしたら、「軍手がオシャレ」ってギャグじゃないですか。でも、本人にとっては、社交界の美の基準が優先なのです。

やまんばメイクとか、盛大なギャグじゃないですか。
でも、そういう社交界だったのです。

ボク中学んときは、めっちゃ腰パンしてましたよ。
今考えるとクソダサいですが、そういう社交界だったのです。

ぜひ、ターゲットやアイテムを考える際は、次の点を意識してみてください。

  • ターゲットに、社交界は存在するか?
  • その社交界に、ターゲットはどんなアイテムを持っていくか?
  • どんな特徴を持たせたら、社交界で注目されるか?

外の世界はガン無視でOK。

  • そのコートは、
  • そのヒールは、
  • そのコンパクトは、
  • そのシガレットケースは、
  • そのファン(扇)は、
  • そのオペラグラスは、

「社交界で注目の的」になるか?

大事なのは、ここですね。


どうでしたでしょう?
あなたにとって、新しい視点を提供できていたら嬉しいです。

また、「私のターゲット、社交界とかないな...」と思った方もいるでしょう。あくまで1つの視点ですから、必須ではありません。

ただ、社交界がないとバイラルしづらいのも事実。やっぱり、SNSや広告で露出を取っていく道になるかなぁと思います。

ちなみに、今回はバイラルの一要素として「社交界」を挙げましたが、他にもザッと10個ほどの要素があります。

「マニアックすぎるかな?」と思って1個だけ出しましたが、もし評判が良ければ、まとめて記事にしようかと思います。

※選択肢をタップすると一度外部ページへ飛びます。遷移先ページで送信したら投票完了となります。洋物のメルマガ配信ツールのため英語表記ですが、読んで理解する箇所はないのでご安心を✌️

なお

@ロジカル ハンドメイド マーケティング

\ 不定期と言いつつ、ほぼ毎週金曜日に配信中♪ /

●運営責任者:なお(池田直哉)

ブログ(メインサイト)

バックナンバー

Threads

●住所:Miyamasuzaka Building 609, 2-19-15 Shibuya, Shibuya, Tokyo 150-0002

●お問い合わせ先:info@sunya.co.jp

メールアドレスの変更はこちら

配信解除はこちら

※ご質問やご感想は、本メールアドレスにそのまま送ってもらってOK!

※お知らせが不要になりましたら、どうぞ遠慮なく配信解除してくださいませ。あなたの未読メールの肥やしになるのは忍びないので。

※一定期間メールの開封がない場合、自動で購読解除になる場合があります。
😌😌😌

"なお"のメルマガ

ビジネス経験0のハンドメイド作家が、専業で食べていくためのマーケティングノウハウを発信しています♪

Read more from "なお"のメルマガ

こんにちは。なおです。 今、引越しの準備で慌ただしい日々を過ごしています。ちなみに、ここ7年で5回目。好きなんですよ。引っ越し。 本当は、街が変わるのが好きなんですけどね。今回は200mくらいしか離れてません。今より少し条件の良いところに引っ越すだけ。 上の子が4月から小学生。保育園のお友達とお別れになるのは可哀想なので...。この先も転校になっちゃうんで、しばらくは引っ越しできなそうです。 「引越しの準備で忙しいから記事は書けないかも...」と思っていたのですが、さすがに怠惰過ぎるので書きましたw 心に残って離れない言葉 ボクはジャンプっ子でして、30過ぎまで読んでいました(上の子が生まれてちょっとして、卒業しました)。 20年くらい読んでたジャンプで、1つ、ずっと心に残って離れない言葉があるのです。 しかも、それはマンガのセリフじゃないんですよ。ある作家さんが、枠外でチョロっと語った小さなコメントなのです。 「漫画家になりたいなら絵を描いている暇なんてない」 当時、中学生か高校生だったボクにはピンときませんでした🤔 今はよくわかります。...

こんにちは。なおです。 まずは前回のアンケート結果の共有から! おっ、割れましたね!😳 クリエーターの皆様が、どんな展示を見に行って、どんな風に感じたのかって、すっごい気になります👀 ライトにそういう話もできたら楽しいだろうなぁ...とか思ったり。 「行く習慣ないよ〜」という率直なご回答もありがとうございます。気軽に行ける距離にない方もいらっしゃるでしょう。 ボクも、元々は美術館や博物館に行く習慣なかったんですよ。たまたま奥さんが行く人だったので、釣られて行くようになった次第です。 もし気が向いたら、検討してみて良いかもですね。「平日」に「1人」で行くのがオススメではありますが、難しい人の方が多いですよね😅 では、メルマガ本編に移りましょう〜 交渉術には「極意」がある! 今回は、「交渉術の極意」について話そうと思います。 家庭でのパートナーとの交渉 企業との取引条件に関わる交渉 何か見積を取るときの交渉 およそ全てに使える、交渉術の原理原則についてです。 実はこの年末に引っ越しを決めまして、そのときに一悶着あったんです(なので、いま準備で慌ただしい。今月は記事書けないかも)。...

こんにちは。なおです。 昨年末のこと。6歳の娘と実家に行く途中。時間に余裕があったので、東京駅で途中下車することにしました。 東京駅のキャラクターショップ群か 丸善で絵本でも見るか と思っていたところ... ↓の街頭ポスターを発見👀 左:『アール・デコとモード@三菱一号館美術館』のチラシ右:同図録 なお「コレ行ってみる?」娘氏「いいね〜👍」 おぉっマジか!?やった! 実は、3歳か4歳のときに美術館に連れて行ってことがあったのですが、あまり面白くなかったようで。「しばらくはムリかなぁ...」と諦めていたのです。 それが、オシャレに興味が出てきた今、こういう感じなら行くと! 「この中で1番好きなの指さそう。せーのっ、これ!」「へー、これが好きなんだ?何で何で〜?」 とかやりながら、一緒に見てまわりました。 本当に楽しかったようで、図録もおねだりされました。ええ、ええ。そういうことなら、喜んで買いますよ。 久しぶりに文化的な休日を過ごせて、ホクホクした気持ちになりました😊 というわけで、今回は美術館ネタで行きましょう! 気になった展示物...