【なお】なぜ、「古いモノ = 優れたモノ」と言えるのか?


こんにちは。なおです。

昨年末のこと。6歳の娘と実家に行く途中。時間に余裕があったので、東京駅で途中下車することにしました。

  • 東京駅のキャラクターショップ群か
  • 丸善で絵本でも見るか

と思っていたところ...

↓の街頭ポスターを発見👀

なお「コレ行ってみる?」
娘氏「いいね〜👍」

おぉっマジか!?やった!

実は、3歳か4歳のときに美術館に連れて行ってことがあったのですが、あまり面白くなかったようで。「しばらくはムリかなぁ...」と諦めていたのです。

それが、オシャレに興味が出てきた今、こういう感じなら行くと!

「この中で1番好きなの指さそう。せーのっ、これ!」
「へー、これが好きなんだ?何で何で〜?」

とかやりながら、一緒に見てまわりました。

本当に楽しかったようで、図録もおねだりされました。
ええ、ええ。そういうことなら、喜んで買いますよ。

久しぶりに文化的な休日を過ごせて、ホクホクした気持ちになりました😊

というわけで、今回は美術館ネタで行きましょう!

気になった展示物

「アール・デコ」が何たるかをイマイチわかっていない身ですが、気になった展示をピックアップしてみますね。

もちろん、ただの感想じゃなくて、ハンドメイドに活かせそうな視点で。

(※自分では写真撮り忘れました。図録を撮影するのも著作権的に怪しいので、他のウェブサイトから引用元を明記する形で使わせていただきます)

ソニア・ドローネーのコート

展示の中では地味だったのですが、なんとなく目を惹かれたコレ。

波上になったブロックが、グラデーションカラーで並んでいます。具体的なモチーフはありませんが、それでも特徴的ですよね。

「シンプルな作風で行きたい!」という作家さんも一定数いるでしょう。が、そうであっても、一目見ただけで「あ!あの作家さんの!」とピンと来る特徴が必要です。

それは、例えばこういうデザインだなと思いました。

ジョルジュ・ルパップのロジーヌ広告用扇

扇子って東洋っぽい、いわゆる「扇形」が普通。

ですが、これは団扇みたい丸っこい形。
実物は、存在感がありながら、なんとも可愛らしい。

お客さんが作品を手に取る動機は、最終的には「例外的な自分になりたい」という欲求。美観に優れる点で、他との違いを出したいのです。

そういう動機を叶えてくれる作品って、例えばこういうことだよなと思いました。

シャネルのイブニングコート

こちらは、色の見せ方が参考になりました(この画像だと微妙ですが、実物はとっても綺麗でしたよ)。

バイカラーを使う場合、自然と目が止まる切り返し部分をどう処理するか、1つの選択になります。

グラデーションにするか。普通にパキッとクッキリ切り返すか。加えて、一直線なのか、斜めに切り返すか、ウェーブがかった形にするか。とかとか。

ところがこの作品は、切り返し部分に柄を被せちゃって、切り返し部分を見せないデザインになっています。

なるほど、こういう見せ方もあるんだなと勉強になりました。

古いモノ ≒ 優れたモノ

ここで一つアドバイス。

ぜひ、「古いモノ」は、よくよく鑑賞しておくことをオススメします。

「古いモノ=良いモノ」とは限りませんが、古いモノは時代の淘汰を受けています。

古くから残っているモノは、淘汰を生き残った傑作選とも言えるでしょう。フランスでは、「創業年が古い」が、ブランド価値を測る基準になっているとか。

「昭和レトロ」は、昭和の良い文化だけをすくいとってますよね。純喫茶とか、メロンクリームソーダとか、太陽の塔とか。

しかし、昭和が手放しで素晴らしいことはないでしょう。成人男性の喫煙率は80%超で、パワハラ・セクハラ上等で、北千住は歩いてるだけでぶっ飛ばされる。

優れた文化だけがフィルターを通過し、悪しき文化はフィルターで濾過される。これが、時代の淘汰です。

流行を追うのもある程度は必要ですが、現代もてはやされている文化は玉石混交。ほとんどは、20年後には誰の記憶にも残っていないでしょう。

古き良き文化を学んだ方が、ヒット率は高いと思いますよ。なんと言っても、歴史が証明してくれていますから。

じゃあ、古き良きモノを手軽に鑑賞できるのはどこかと言えば、美術館や博物館なんですね。こういう貴重な機会は買ってでも得たいものです。

無意識を鍛えよう!

もう一つ言えるのは、「数をたくさん見て回ろう」ということ。好きなジャンルかは気にせず、フットワーク軽く見て回りたいですね。

「意外なところからインスピレーションを受ける」というのも1つの理由ですが、それだけじゃありません。

あなたの「センス」を磨くためにも、良いものを片っ端から鑑賞した方が良いのです。

「そんなに詰め込んでも、片っ端から忘れるだけじゃない?」と思われるでしょうが、実はそうではありません。

脳にとって、「忘れる」とは、その情報を意識的に取り出すことができなくなるだけ。無意識の奥深くには、ちゃんと記録として残っているんですね。

誤解を恐れずに言えば、あなたが生まれてから今まで見聞きした全ての情報は、ちゃんと脳内データベースに保管されています。

疑ってる人もいると思うので、「夢」を例に実感してもらいましょう。眠っているときに見る方の夢です。

夢の中では、奇妙奇天烈な世界が繰り広げられることがあります。夢の中の登場人物に質問して、自分からは到底出てこない答えが返ってくることもあります。

しかし、「夢」も脳の働きですから、元ネタは必ず脳内に存在しています。夢の情報源が、あなたが認識している記憶からどれだけかけ離れているか。
そう考えてみたら、逆に、「どれだけ膨大な無意識下の記憶領域が存在するか」を感じ取れるのではないでしょうか?

忘れた記憶は、意識的に取り出して使えはしないものの、無意識下の計算の変数としては使われています。ちゃんとあなたの血肉になっているのです。

実は、それこそが、「センス」の正体なんですね。

  • 女の勘
  • 経営者の勘
  • ファッションセンス
  • 美的感覚

などは、無意識下に蓄積された無数のデータによる演算処理の結果。

計算過程がブラックボックスなために、個人の感想のように思われがちですが、突き詰めると「センス」は、科学的アウトプットなのです。

というわけで、無意識を鍛えてセンスを発揮するためにも、良いモノにはたくさん触れた方が良い

美術館だけでなく、自然観察をしたり、映画を見たり、雑誌を見たり、おしゃれな街を散歩したり。そういった全てが、あなたの無意識を鍛える機会になります。

クリエーターとしては、こここそ意識高くありたいものですね。


こういうテーマでしたので、「普段、美術館や博物館に行く習慣はある?」のアンケートを取ってみましょう。

平均的な日本人だと、行く習慣がない人の方が多そうですよね。聞く相手が作家さんだと、多少違ったりするのでしょうか?

ちなみにボクは、「行きたいけどなかなか行けない」です💦

子供が生まれる前は、奥さんとよく行ってたんですけどね。NHKの日曜美術館で行った気持ちにしてましたが、もうテレビ処分しちゃってるので、本当に遠のいてます。

※選択肢をタップすると一度外部ページへ飛びます。遷移先ページで送信したら投票完了となります。洋物のメルマガ配信ツールのため英語表記ですが、読んで理解する箇所はないのでご安心を✌️

なお

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