【なお】これって、「私のために作ってくれた作品」なのでは?


こんにちは。なおです。

やや手前味噌の話から入ることをお許しください。

先日ブログ記事の感想で、「私のために書いてくださったのでは…?」というコメントをいただきました。

こういうコメントは、ままいただくことがあって、聞くたびにほっこりした気持ちになります。

このお話から、小姑のように口うるさく言っている「ターゲットを絞る」ということの意味について、改めてお伝えしたいなと思いました。

その通り、あなたのために書いているんです

「私のために書いてくださったのでは…?」と感じてくださったとのことですが、

まさにその通りなのです。

ボクは基本、ペルソナのためだけに文章を書いています(読者の皆様は、すでに一定のビジネスリテラシーに達しているので、「ペルソナとは何ぞや?」の説明は省略しますね)。

最初は奥さんがペルソナでした。今は、これまで一対一で話した多くの作家さんの総体が、ペルソナです。いつも「あの作家には、こういう話が役に立つかな〜」と想像しながら書いています。

「自分のために書いてくれたのでは?」と感じるのは、このペルソナに極めて近いから。そうじゃない人に登録されたくないので、安易なプレゼントで釣る運用を避けているんですよ。

このブログのターゲットはハンドメイド作家ですが、全てのハンドメイド作家が対象じゃありません。いくつもの属性が掛け合わさった、ごく限られた作家さんだけに向けています。

※それがどんな属性かは、あなたが「どんな作家像を理想としているか」「どんな優先順位を持って作家業に向き合っているか」を考えてもらえば、概ね一致していると思います。

だから、「主婦でも稼げるハンドメイドジャンル10選!」みたいな記事がないわけですね。こんな話は求めてないばかりか、したら幻滅するでしょう?

結局、こういうことなんですよ。

お客さんに、「これって、私のために作ってくれた作品なのでは?」と思ってもらえる作品を作る。究極的には、これがターゲットを絞るということなんです。

具体例も出してみよう

もう少し具体例が欲しいところですね。ブログの中でも、手を替え品を替え色んな例を出していますが、またここで1つの例を出しましょうか。

これから、おそらくあなたにとっては、クソつまらない話を展開します。

が、あくまで「私のために作られた作品」のニュアンスを掴んでもらうための例。理解してもらう必要はありません。ご安心ください。

「地学好き」がターゲットだったら?

ボクが、アパレルブランドを立ち上げるとしましょう。

そして、ターゲットは「地学」が好きな人とします。

地学は、岩石とか火山とかプレートとかマントルとか、そういう分野を扱う学問です。地味なようで、地球46億年の歴史を扱うダイナミックな学問でもあります。

さて、あなたも小中学生の頃に、かつて全ての大陸が1つにくっついていた、「超大陸パンゲア」を習ったと思います。

ウェゲナーという気象学者が、大西洋を挟んだ「ヨーロッパ〜アフリカの海岸線」と「南北アメリカ大陸の海岸線」の形が似ていることに気がつきました。

「もしかして、大陸は移動していて、かつて大陸は1つだったのでは?」という大胆な仮説から、このような発見に至ったんですね。

そんなパンゲアですが、全大陸にまたがる超大陸としては4代目。1回じゃなくて、4度くっついたり離れたりを繰り返しているのです(諸説あると思います)。

  1. ヌーナ超大陸
  2. ロディニア超大陸
  3. ゴンドワナ超大陸
  4. パンゲア超大陸

という順番です。

パンゲアが分裂し始めたときは、「ゴンドワナ」と「ローラシア」の二大大陸に分かれ、その間にあった古代地中海は「テチス海」と名づけられています。

ちなみに、あと2億5000年したら、またくっつきますよ。

遠い未来の超大陸の名前は、「パンゲア・ウルティマ」と決まっています。ただ、その頃の地球は海が干上がっているので、人類が地球に住んでいる可能性は低そうですが。

つまらない話は、このあたりにしておきましょうか。

こんなアパレルを企画するかな?

アパレルの話に戻します。

ただ世界地図がプリントされたTシャツは、これといって誰かに刺さるということもないでしょう。

しかしそれが、「ヌーナ超大陸」時代の世界地図が描かれたTシャツだったら?

「ゴンドワナ大陸」と「ローラシア大陸」に挟まれた「テチス海」が描かれていたら?

人物のフォトTシャツというのもよくありますね。スポーツ選手やミュージシャンが多いですが、そんなのどうでも良い。大谷よりも、断然ウェゲナーのフォトTですよ。

99.9%の人には意味不明。ですが、残り0.1%は「うわぁ、マジかよ...。これ、私のために作ってくれたTシャツじゃない?」と思うのではないでしょうか?

よく絞られたターゲットは、とてもわかりやすいもの。

限られたターゲット内の人は、「まさに私のための商品!」と瞬時に理解する。一方で、それ以外の人もまた、「私には無関係な商品」と一瞥しただけでわかるものなのです。

これが、ターゲットを絞るということですね。


今回もアンケートを取ってみようと思います。

ターゲットを絞る例として、「地学」を挙げました。その中で、「古代の世界地図Tシャツ」や「ウェゲナーのフォトTシャツ」などの具体例を出しました。

個人ビジネスの絞り具合としては、まずまず適正な塩梅かなと思っています(もっと絞ってもOKですが)。

この具体例を見て、どんな感想を持ちましたか?

※選択肢をタップすると一度外部ページへ飛びます。遷移先ページで送信したら投票完了となります。洋物のメルマガ配信ツールのため英語表記ですが、読んで理解する箇所はないのでご安心を✌️

なお

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