【なお|新着記事】続かないのは、「意志が弱い」からではありません


こんにちは。なおです。

うちの子供達、なぜかお父さんの部屋で遊ぶのが好きなんです。

机と布団しかない部屋ですよ?

2人で侵入してきては、マットレスで飛び跳ねてキャッキャしてます。

1歳の息子は、突然走り出してお父さんの部屋に勝手に忍び込んで、真っ暗な部屋で、顔を床につけて恍惚としているという。

何やってんのかね?w

ただ、心理学的に考察すると、分からないでもない。

結局、すぐに手に入る物よりも、手に入りづらい物の方がほしいわけです。

リビングにあるおもちゃは、いつでも遊べます。一方で、お父さんの部屋は、普段は「ダメよ」な部屋。希少なんですね。

思い返せば、ボク自身にもそういう記憶があります。

ボクが通っていた保育園はキリスト教系で、敷地内に教会がありました。教会には屋根裏部屋があるのですが、基本的には立ち入り禁止。

ただ、土曜だったのか、人数が少ない日に、こっそり神父さんが入れてくれたことがありました。何にもない部屋だった気がしますが、とっても嬉しかった記憶。

同じなんだなと思うと、ついつい大目に見てしまいます。

では、本編へ〜

「続かない」は、意志の問題なのか?

「習慣化」って、ちょっと耳が痛い言葉じゃないですか?

  • 撮影しなきゃ。
  • 商品登録しなきゃ。
  • SNSも更新したい。
  • 帳簿も溜めたくない。

やった方が良いのは、よーくわかっている。

でも、続かない。

一方で、「減らしたいな」と思っているスマホやゲームは、頼まれてもいないのに毎日続きます。

この違いを見て、「わたしは意志が弱いから...」と考えがちですが、この捉え方自体が違うと思っています。

習慣化で見るべきなのは、意志の強さではありません。

見るべきなのは、その行動が自分の脳にとって「割に合っているか?」です。

行動には「コスト」と「リターン」がある

かなり乱暴に単純化しますが、行動には、

  • コスト:その行動にかかる手間、時間、疲労、面倒くささ
  • リターン:楽しさ、快適さ、達成感、成果など

があります。

リターンの方が大きければ、放っておいてもやる。
コストの方が大きければ、やらなくなる。

習慣化している行動は、「リターン > コスト」になっている。
ただそれだけの話。

例えば、毎日お風呂に入るのに、「今日も絶対に入るぞ!」と強い決意を固めている人は、あまりいませんよね。それでも普通に入ります。

リターンが勝っているからです(コストが勝っている人が、いわゆる風呂キャンセル界隈)。

逆に、撮影や商品登録となると、「今日は疲れたから明日にしよう」となる。

「もっと意志を強く持とう」と考えるより、両者の何が違うのかを見た方が賢明でしょう。

習慣を変えるレバーは4つ

この考え方に立つと、習慣を変える方法はかなりシンプルになります。

4方向しかありません。

続けたい行動なら、

  • コストを下げる⤵️
  • リターンを上げる⤴️

やめたい行動なら、

  • コストを上げる⤴️
  • リターンを下げる⤵️

ここに、意志が介在する余地などない。

特に扱いやすいのが、「コスト」の方ですね。

「コスト」で分かりづらい人は、「摩擦」と読み替えてください。

例えば、「もっと撮影しよう」と思っているのに、撮影するたびに背景紙を出して、三脚を組み立てて、小物を並べて……とやっていたら、それだけで面倒くさい。

だったら、可能なら撮影スペースを常設してしまう。

作品を持っていけば、すぐ撮れる状態にする。

逆にスマホを見る回数を減らしたいなら、机の上ではなく別の部屋に置く。たった数メートル遠ざけるだけでも、「わざわざ取りに行く」というコストが追加されます。

つまり、気持ちを変えるのではなく、物理的に数字を変えるイメージです。

遠い未来のためには、なかなか動けない

さらに厄介なのが、リターンが得られるまでの「距離」です。

例えば運動。

「20年後の健康のために運動しましょう」と言われても、今日走るのは面倒くさい。

脳は、近い未来を過大評価して、遠い未来を軽視するクセがあります。行動経済学では、「現在バイアス」という名前がついていますが、なんてことはありません。

食糧保存ができず、1年後の命も知れなかったご先祖様にとって、20年後などないも同然。今が全て。そんな近視眼的性格を受け継いだ子供たちが、ボクであり、あなた。

20年後のメリットを掲げても、今すぐ発生する面倒くささが勝ちます。

これは作家活動でも同じですね。

「今これをやっておけば、数年後にブランドが育つ」

と言われても、そのために今日100作品の商品説明を書き直すのはしんどい。

だから、遠い将来のリターンを一生懸命大きく見せようとするより、今日発生するコストを小さくする方が手っ取り早い。

また、「今日は3商品撮影できた」のように進捗を可視化して、今日受け取れる小さなリターンを作る方法もあります。

習慣化は、気合いではなく構造で考える

もちろん、始めたばかりの頃だけは、多少の根性が必要なこともあります。

まだ慣れていないのでコストが高く、実際のリターンも経験していないからです。

しかし、意志で続けることは不可能。

意志は点火装置にはなりますが、永続的な燃料にはなりません(←なかなか良い言葉だね)。

何度か繰り返せば、やり方がわかってコストが下がる。迷わなくなる。成果も少しずつ見え始める。こうして、コスト・リターンの収支が合ってきます。

そのうち、「頑張って続ける」状態から、「普通にやる」状態へ移っていくでしょう。

今回の新着記事では、この「コスト・リターン」という考え方から、

  • 悪い習慣をやめる方法
  • 面倒な習慣を続ける方法
  • なぜ遠い将来のメリットでは動けないのか
  • 準備や意思決定のコストをどう減らすか
  • 進捗そのものを報酬に変える方法

を、具体例を使いながら掘り下げました。

「続かないから、自分は意志が弱い」と思っている人ほど、一度読んでみてください。

すぐに間違いだと気づきます。

ハッキリ言って、「意志」なんて、習慣化に全く関係ない変数。気の持ちようではなく、環境から変えた方が良いですよ。

【習慣化の絶対法則】やめられないをやめて、面倒くさいを継続させる唯一の方法

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