【なお|新着記事】なぜ、友達の「これ、マジ最高」は営業マンの1時間に勝てるのか?


こんにちは。なおです。

前回アンケートの共有から始めましょう〜

前回メルマガは、超約すると、「AI時代は、思いっきりはみ出せる人間が強いんだぜ!(多分)」みたいな話をしました。

それに関連した質問でした。

さすがクリエーターさんで、変なことするのが好きな人が多い!

ご感想をくれた作家さんも、「まさに今、作ってますよー」とのこと。

良いですね。そのマインドは、どうか捨てずに持ち続けていただきたい。

一方で、「ない」と答えた人は、それはつまり、「自分が作りたいもの」と「お客さんが欲しがるもの」が、一致しているわけですね。

あるいは、お客さんに喜んでもらったり、感謝されたりすることが最大のモチベーションで、欲しがられる作品の方が優先順位が高い。なんて人もいるでしょう。


ところで、うちの娘は「クレヨンしんちゃん」が好きで、何回も、何回も同じの見てるんですよね。

それで、幼稚園でお餅を焼いて食べる回があったですよ。

風間君が、「モチは、はみ出してこそだよっ!」と言っていました。

このセリフを聞いて、しみじみ思ったのです。

「人間も、はみ出してこそだな」と。

では、本編へ〜

「あなたが言うなら買う」が成立する理由

初対面の営業マンが、1時間かけて商品の魅力を説明する。かたや、親しい友人が「これ、マジで良かったよ」と一言だけオススメする。

どちらの方が、買いたくなるでしょうか?

多くの人は、後者でしょうね。たとえ営業マンの説明が論理的で、情報量も圧倒的だったとしても、友達の一言には勝てないことがある。

何が違うのか?答えは、「信頼」です。

先々週のメルマガでは、「素敵!」と「購入」の間にある「ポチる壁」を取り上げました。作品の魅力を伝えるだけでは足りず、お客さんが「本当にそのベネフィットを得られる」と確信できなければ、購入には進みづらいという話でした。

今回のテーマは、かなり近しい。

ただし、商品写真や説明文の話ではありません。そもそも、その情報を伝えている「あなた」が、どれくらい信じてもらえているか?という話です。

信頼とは、価値を割り引かせない「係数」

ボクは、商売における信頼を「係数」として捉えています。

期待リターン = 提案価値 × 信頼係数(0〜1)

例えば、ある作家さんが「この作品は、長く使えます」と説明したとしましょう。

十分な品質を備えていたとしても、初めて見たブランドなら、「本当かな?」という疑問が残ります。

仮に、

  • 提案している価値が「100」
  • 信頼係数が「0.3」
  • なら、期待リターンは「30」

価値が100あっても、お客さんの中では「30」と評価されてしまう。

一方で、長年の友人から「このブランドの作品、何年も使ってるけど全然ヘタレないよ」と聞いたらどうでしょう。

信頼係数が「0.9」なら、同じ価値100が「90」として受け取られる。

信頼されるとは、あなたの提案が、疑いによって減衰しなくなることなのです。

新しい価値を付け足さなくても、信頼されるだけで、お客さんが受け取る価値は変わるんですよ。

「腕が良い」と「味方である」は別の話

ここで、ちょっと整理しておきたいのが、「信用」と「信頼」の違いです。

信用とは、「この人には問題を解決する能力がある」という確信。制作技術、専門知識、実績などで示せるものですね。

一方、信頼とは、「その能力を、わたしの利益のために使ってくれる」という確信です。

腕の良い作家さんだからといって、必ずしもお客さんに正直とは限りません。売りたい一心で、欠点を隠したり、向いていない人にまで勧めたりするかもしれない。

逆に、作品のデメリットも正直に話し、「あなたには別の商品が良いかもしれません」と言える人は、すぐに売上にならなくても、信頼を積み上げています。

これは、技術の話ではなく、人柄の話。だからこそ、作品の品質を磨くこととは別に、意識して取り組む価値があるわけです。

信頼を高める6つのレバー

では、お客さんからの「信頼」は、具体的にどうすれば獲得できるのか?

今回の新着記事では、信頼係数に関わる要素を、6つのレバーに整理しました。

  • 予測可能性:この人は何者か?
  • 内集団・類似性:この人は同じ側の人間か?
  • 利他性:この人はわたしの利益を優先するか?
  • 経験:この人は実際に安全だったか?
  • 尊重:この人はわたしをどう扱うか?
  • 社会的証明:この人を信頼しても社会的に安全か?

「信頼を勝ち取る」と聞くと、何か高度な心理テクニックが必要に思えるかもしれません。でも、実践することは拍子抜けするほど普通です。

  • ブランドを立ち上げた理由を、自分の言葉で語る。
  • 作品の弱点を隠さない。
  • 問い合わせには相手の立場で答える。
  • 購入を急かさず、「買わない」という選択も尊重する。
  • 購入後も丁寧に接する。

こういう一つひとつが、別々の信頼レバーを動かしているんですね。しかも、複数のレバーに同時に効く行動もあります。

利己性は信頼を損ねる

個人的に、もっとも重要だと考えているのは「利他性」です。

お客さんには、「売り手は、自分が儲かるように話しているんじゃないか?」という疑念がある。つまり、売り手の利己心を警戒しているわけです。

もちろん、商売でやっているのは分かってはいます。当たり前のことです。

でも脳は、相手の下心を察知した瞬間に、事実を歪曲して伝える動機も感じ取ってしまいます。そして、提案を文字通りの意味・サイズで受け取らない構えをとってしまう。

営業マンの完璧な提案(メリットしかない話でも)が受け入れられないのは、ここで引っかかってしまっているわけです。

だからこそ、売り手に不利な情報を正直に話す行為は、「この人は、わたしの利益を優先してくれている」という強力な証拠になるのです。

「お客さん第一」は、言葉では伝わらない

「お客さんを第一に考えています!」

と宣言したところで、あなたは信頼しますか?

いやいや。誰でも言える安い言葉です。悪徳商売人だって、同じセリフを吐いています。

ここまで6つのレバーを紹介してきましたが、これらを「信頼されるためのテクニック集」として使ってしまうと、本末転倒なんですね。

結局のところ、「このお客さんが、今日は何も買ってくれないとしても、同じように接するだろうか?」という問いに尽きると思います。

そこで「NO」と答えるようなら、いくら親切に振る舞っても、どこかに下心が透けて見えてしまうでしょう。

善人のフリをするのではなく、善人になる。

6つのレバーは、善人に見せかけるための演技指導ではありません。あなた自身の商売への向き合い方を、6つの角度から見直すためのものです。

今回の新着記事では、それぞれのレバーが信頼につながる理由や、実践方法を詳しく掘り下げています。

プロフィール、SNS、販売ページ、お客さん対応など、普段の活動を振り返りながら読んでみてください。

あなたの言葉が、お客さんにそのまま届くようになるために。

ぜひ一度、読んでみてください。

なぜ「信頼」があれば、否が応でも売れてしまうのか?信頼を勝ち取る6つのレバー

今回のメルマガは、どうでしたか?

一言だけでも大歓迎☺️
感想は公開されず、なおに直接届きます

​

なお

@ロジカル ハンドメイド マーケティング

●運営責任者:なお(池田直哉)

●ブログ(メインサイト)​

●バックナンバー​

●Threads​

●住所:Miyamasuzaka Building 609, 2-19-15 Shibuya, Shibuya, Tokyo 150-0002

●お問い合わせ先:info@sunya.co.jp

 
登録メルアド:Re******der
読者ステージ:🐣ひよこ
 



🤫シークレットコンテンツ:⭐️⭐️⭐️

​変更・更新はこちらから→​

※ご質問やご感想は、こちらのフォームからどうぞ。
※お知らせが不要になりましたら、どうぞ遠慮なく
配信解除してくださいませ。あなたの未読メールの肥やしになるのは忍びないので。
※一定期間メールの開封がない場合、自動で購読解除になる場合があります。

​
​

"なお"のメルマガ

ビジネス経験0のハンドメイド作家が、専業で食べていくためのマーケティングノウハウを発信しています♪

Read more from "なお"のメルマガ

こんにちは。なおです。 今週の水曜から、CreemaやBASEを含む、多くのサイトが緊急メンテナンスで停止。 理由は、PHPで脆弱性が発覚したこと。 PHPは、プログラミング言語の1つで、Webサイトで広く使われています。ざっと世界の半分以上のサイトはPHP製です。 何か起こる前に、とりあえず閉鎖しておこうって予防策でしょうね。 それとは別に、ハッキングによる顧客情報流出もトレンドになっています。 はぁ...。イヤな時代になりましたね...。 ユーザーが、無知のまま無邪気にインターネットを使って良い時代ではなくなってしまったのかもしれません。 例えるなら、こういう感じでしょうか。 我々(主に30代以上)が子供の頃は、家の鍵なんていちいち閉めませんでしたよね。 家に誰かいたら、鍵は開けっぱ コンビニに行くくらいなら、かけるか迷う こういうレベルです。 ところが、現代では、 鍵は常時ロック オートロックが安心 防犯カメラもつけておくか? セコムやアルソックも? ですよ(誰がこんな世の中にしたんですかね)。 鍵開けっぱで泥棒に入られたら、不注意な家主に非があると見なされるでしょう。...

こんにちは。なおです。 1週間ほど前、二の腕に赤い発疹があることに気づきました。ダニに刺されたような跡。 気にしないでいたら、なんだか増えて、胸やお腹の辺りまで増殖...😱50個くらいありそうな。 なにこれ?やばいやつ? 調べてみると、「ジベルばら色粃糠疹(じべるばらいろひこうしん)」という皮膚炎の一種みたい。 医者にはかかってないけど、見る限り完全に一致。これだわなー。 10代〜30代に多く、季節の変わり目に発症しやすいとか。何もしないで、勝手に治るそうです。 ちょい痒いけど、勝手に治るならまぁいいか? ちょっとビックリしたけど。 では、本編へ〜 「素敵!」と思ったのに、ポチれない ネットで買い物をしていて、「これ、素敵!」と思ったのに、結局買わなかったことはありませんか? 色も形も好み。写真の雰囲気も良い。これを持って出かけたら、ちょっと気分が上がりそう。 でも、購入ボタンを押すところまではいかない。とりあえずお気に入りに入れて、そのままになっている。 誰でもあるでしょう。ボクは、むしろそこで終わる方が多いですよ。...

こんにちは。なおです。 家にずっといる人「あるある」だと思うんですけど、 気づいたら台所に向かってて、気づいたら何か食べ物を探してて、気づいたら何か食べてる。 絶対、ボクだけじゃないですよね? 構造で解決しようとすると、そもそも摘める物を家に置かないということになります。 が、なかなかねぇ🥴 どうしようかと思って、「ガム」を噛むことにしてみました。 砂糖が入っていない方が良いので、キシリトール100%のガム。歯科専用で、その辺には売ってないのですが、ネットで普通に買えます。 すぐに味なくなるんですけど、噛んでいるとしばらくは衝動を抑えられるかな? これで、全く間食がなくなることはないですけどね〜。 あとは、災害時で歯磨きできないときにも良いそうで、ローリングストックとしてもありかもなと思ってます。 では、本編へ〜 遠い過去の世界観を扱う作家さんへ 今回は、ちょっと対象読者が限られるお話です。 ・江戸や平安など、古い日本文化をモチーフにしている・19世紀ヨーロッパなど、遠い異国のレトロな世界観が好き・映画や小説、ゲームに登場するような、昔の世界をイメージしている...