【なお|新着記事】男と女の「承認欲求」の違いに見る顧客理解の深淵


こんにちは。なおです。

今日から、娘は初めての夏休みです。

通常なら朝から学童に行くのですが、今日はお休みにしました。

本人が、「今日はゆっくりしたい」と言うので。

目に見えて、疲れてるんですよね。小学校も学童も、新しい人間関係で、新しいルールで。脳にとっては大きな負荷です。

しかも暑いときて、身体の方もしんどい。

このタイミングでの夏休みは、本当に絶妙だなと思いました。きっと偶然じゃないですね。必要だからこのタイミングなのでしょう。

無理させて、夏休み明けに学校に行けなくなっちゃうパターンも多いとか。

ボクも小学生の頃は学童通いで、当時は「行きたくない」なんて言う自由はありませんでしたが、娘は無理させない方針です。

では、本編へ〜

作品は「承認欲求」で買われている

懸命な読者の皆様におかれましては、すでに、作品を購入する動機の裏に「承認欲求」が潜んでいることはお気づきかと思います。

機能だけで言ったら、おそらくはAmazonで探した方がコスパが良い。機能は同等か、あるいは劣っているかもしれません。100均で済ませることもできます。

無人島で使うなら、きっと安く済ませるでしょう。あえて何倍ものコストをかけるのは、承認欲求があるからに他なりません。

男女の違いを徹底的に掘りたい!

ところで、この「承認欲求」というのは、男女で明確に違いがあります。

ボクは常々、「この話は女性客にも当てはまるんだろうか?」を結構気にしています。

普通の発信者は、気にしないんですけどね。
実際、男女によるマーケティングの違いは、あまり聞かないと思います。

これは、ボクの珍しい立ち位置ゆえ。自分は男性なのに、読者のほとんどは女性作家で、かつその先にいるお客さんも女性が多い。

浅瀬でチャプチャプするだけなら気にしなくて良いですが、購買心理の深淵を掘っていくと、どうしても心理の性差に分け入る必要が出てきます。

この疑問が自分の中で臨界点まで来てしまったので、記事にした次第。

過去記事でも、男女別のマーケティングの違いは触れてはいるんですけどね。もっと深い勘所を知りたいと思って書きました。

男女の承認欲求の違い

端的に言えば、

  • 「尊敬されたい男」
  • 「認めてほしい女」

です。

男性は、

  • 強いな
  • すごいな
  • さすがだな
  • うらやましい

と「上」に見てもらいたい。

女性は、

  • わかる
  • 大丈夫
  • 大変だったね
  • それで良いと思う
  • そのままで良いんだよ

と、ただ認めてほしい。

こうなる理由は、進化過程の男女の違いから、生物学的に推察できます。が、それは記事本編に譲ることにしましょう。

SNSの数字が持つ意味

男にとってのフォロワー数は、古くは「筋肉」で、現代は「札束」の延長にあります。自分の強さを周囲に認めさせるバロメータです。

これは、「尊敬されたい男」ですから理解しやすいかと。

ところで、女性のSNSも、まずまずマウント行動が見られます。むしろ、あのキラキラに見せたい執念は、男性のそれをはるかに超えていますね。

上に見られたいわけではないのに、女性は、何を求めているのか?

「わたしの方が強い」というマウントではなく、「わたしの方が仲間に支持されている」というマウントです。

男は、「自分に大きな価値がある」と認めてほしいベクトルですが、女は自分の価値の大きさよりも、「より多くの人に認めてほしい」というベクトルです。

フォロワー数を求める行動は同じでも、その裏で駆動する脳内アルゴリズムは、男女で異なっているわけです。

男女に効くマーケティング戦略の機微

男女の承認欲求の違いがわかると、攻め方の違いもわかってきます。

【男性向け】

  • ラグジュアリー
  • 希少性/限定
  • コスパ
  • 能力が高く見られる(主に高度な知識)

【女性向け】

  • 愛されるわたし
  • 仲間に受け入れられるわたし
  • 自分を大切にできるわたし
  • 誰かに価値を提供できるわたし
  • 愛が深いわたし

詳細は記事に譲りますが、なんとなくわかってもらえるのではないでしょうか?

51点で済ませる男/90点を目指す女

TPOへの対応を見ると、男性と女性では勘所が正反対です。

男性は、「及第点」で済ませようとします。もし「50点以下」が赤点なら、「51点以上」取れるならそれでOKです。

この辺りに、男性の「どこでもスーツ」の精神が表れています。男性のレパートリーは、基本的には「オンorオフ」の2択だけ。

一方で、女性は80点や90点を目指します。

  • 美術館に行くなら、美術館に合った
  • ハイキングに行くなら、自然を散策するのに合った
  • 夜景の見えるレストランに行くなら、それ相応の
  • サッカー観戦に行くなら、サッカーシャツっぽい

格好で臨みたい。

目立ちたいわけじゃないですよ。

むしろ逆。その場の文脈にピッタリ馴染む装いをしたいのです。

この辺りに、女性雑誌の多さ、女性向けブランドの多さの理由を見出せます。女性の方が、多くのレパートリーを必要としているのです。

男性的には、「これ1つで何でも対応できます」はありがたい。安い出費で対応範囲が広いのですから、高コスパです。

一方で、女性に、「これ1つで何でも対応できます」は微妙ではないでしょうか。全ての文脈で80点90点出せる単一アイテムなんてあり得ませんから。

女性に響くのは、ピンポイントで高得点を叩き出せる「こんな場面のあなたにピッタリ」ではないでしょうか?

文脈調整ツールとしてのアイテム

女性的な承認欲求の精神は、「二人あやとり」や「アルプス一万尺の手遊び」にも見ることができます。

まず第一に、周りとの調和が絶対。流れや文脈をぶった斬るのは御法度。だからこそ、TPOにどこまでも合わせたくなるわけです。

しかし、完全に没個性もイヤ

  • 「8割」は周りに合わせる
  • 「2割」だけ自分を出す

という塩梅(感覚値ですが、一旦この数字で進めましょう)になろうかと思います。

これは、服装であれば、全身コーディネート内での比率ですね。

そうすると、支配面積の小さい「アクセサリー」は、外しに便利。全体的には普通の格好でも、変わったアクセサリーをつけるだけで2割外せますから。

アクセサリーは、ぶっ飛んだデザインでも需要があります。面積が小さいから。

文脈調整ツールとして便利ですから、何個持ってても良いですね。この辺りに、アクセサリー需要の旺盛さが見て取れます。

服やバッグとなると、こうはいきません。支配面積が広いので、ここで外すと、超えちゃいけない8割のラインを超えてしまいます。

服やバッグは、TPOに馴染む定番デザインがベースになります。

単体でぶっ飛んだデザインは受け入れづらい。1つのアイテムの中で、「定番」と「外し」をバランスよく配置する調整が求められます。


...と、色々書いてきました。だいぶ掻い摘んだので、記事にはも〜〜〜っと色んなことが書かれています。

元々の出発点が、「女性客の心理を理解したい」だったので、女性の購買心理の考察が中心ではあります。

ただ、どこまで行っても、やっぱりボクは「男」です。どこまで当てはまっているかを、自分の感覚で答え合わせできません。

「その通り!」
「いや、そうじゃない!」
「わたしはこう思っている!」

など、意見や気づきや感想がありましたら、ぜひ教えてくださいね。

社交辞令ではなく、ガチで知りたいと思っているので。

男と女の「承認欲求」の違いに見る顧客理解の深淵

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