【なお】手堅いラインアップの増やし方


こんにちは。なおです。

先週は、息子が手足口病にかかり、お姉ちゃんにも感染って、原因はわからなかったけど奥さんも発熱して、てんやわんやでした。

今週はみな元気になって、ようやく日常が戻ってきた感じ😌

ふうってなったら、夏がやってきて暑い暑い。1月生まれなんで(←ホントに関係あるのかな?)、昔から暑いの苦手なんですよ。

そして、来週が終わったら、娘は初めての夏休みに突入。

どうなんだろう?
楽になるのか、めんどくさくなるのか🤔

どうなることやらです。

では、本編へ〜

手堅いラインアップの増やし方

ちょっと前にお話しした作家さんでもこういう話をして。そしたら別の作家さんからも、同じような質問をいただいて。

とりあえず、いまメインで売っている看板っぽい作品が1つか2つある。

で、次何作るか?

「どうラインナップを拡張していくか」に悩んでいる作家さんは多いとみました。

アクセサリー作家さんなんかは、デザインを変えて新作を作りやすいので、この悩みは、機能的な商品を作っている作家さんにより当てはまります。

ドミナント戦略のアナロジー

この話を語るとき、いつも引き合いに出すのが、「ドミナント戦略」です。

スーパーや飲食店のようなリアル店舗が、次にどこに出店するかを決める際に使っている考え方です。

例えば、あなたが「きのこパフェ」という斬新なコンセプトで、大阪は心斎橋にお店をオープンしたとしましょう。

これが当たって、2号店を出すとして、どこに出すか?

名古屋か?
東京行っちゃうか?

いや、2号店も大阪です。
なんなら、隣の駅。難波とか。

せっかく、「不思議と美味しいきのこパフェ専門店」というブランドが作れたのに、東京なんか行っちゃったら、また0からブランド構築になっちゃうじゃないですか。

「裸一貫で新たに勝負してみたいんだ」というなら良いですけど。

今回テーマの「手堅く増やす」なら、ブランドの後光が通じる場所に出店しないと、効率悪いんです。

リアル店舗の場合、物流やマネジメントの観点からも、近い立地の方が何かと都合が良いというのもありますが、ブランディング的にも近い方が良いのです。

関連性の強い新作を

つまり、今あなたがメインで扱っている作品と、関連性が強い新作を考えるべきですね。

例えば、電気自動車のテスラが、新商品を出すとして、

それが「野菜の皮剥き器」だったら、困惑するでしょう。

「ポータブルバッテリー」や「電動バイク」だったら、これは納得ですよね。

何を約束するブランドか?

結局、「ブランド」とは、「約束」なのです。

テスラは、環境フレンドリーでカッコいい車を約束しているわけですから、「バッテリー」や「バイク」は親和性があります。同じ約束の延長線上です。

しかし、「調理器具」に関して約束はしていないので、せっかくのブランドが活かされないんですね。

  • あなたのブランドは、何をお客さんに約束しているでしょう?
  • あなたの既存のメイン作品は、何をお客さんに約束しているでしょう?

同じ約束の範囲に収まる新作が良いですね。

専門性の問題

別の見方から論じても、同じ結論になります。

もし、あなたがお尻におできができたら、どんな病院を探すでしょう?

  • 内科?
  • 皮膚科?
  • 形成外科?

この場合は、皮膚科なんですかね。

ところがそこへ、「お尻のおでき専門医」が現れたらどうでしょう?

迷いタイム終了。
即予約です。

専門性は「権威」になる

絞られた専門性は、そのまま権威になります。

「権威」とは、正味の中身はさておいて、お客さんに、「コイツの提案なら受け入れるのが合理的だろう」と思わせる条件のこと。

権威は、必ずしも実績やフォロワー数だけで決まるわけではないんです。

  • 先が広がった針は、どこにも刺さりません
  • 先が細く鋭い針は、範囲こそ狭くても確実に刺さります

ラインナップ同士の距離が離れるほど、針の先は丸くなっていくのです。

本場イタリアンのお店は、本場のイタリア料理しか出しちゃダメですよね。オムライスやざる蕎麦を出したら、ブランドが崩壊します。

専門性は一種のパワーですから、広げれば広げるほどパワーは減衰します。

絞っても世界一

逆に、専門内でラインナップを拡張すれば、パワーは増強されます。

Appleは、

  • PC
  • スマホ
  • タブレット
  • スマートウォッチ

とラインナップを拡大させて、専門性の中でブランドパワーを育ててきました。

多少関連するからといって、文房具やオフィス什器に手を出すことはなく、ハイテク製品だけにラインナップを集中させてきました。

アクセサリー類は、メイン商品と接続して使う極めて関連性の強いアイテム(キーボードやイヤホンなど)に限られます。

今でこそNVIDIAに抜かれましたが、少し前まで時価総額世界一はAppleでした。

狭い専門性を保っても世界一になれるのですから、あなたが手広くやる合理的な理由はないと思いますけどね。


作品単体の話は、「商品設計」ですが、複数作品のラインナップとなると、これは「ブランディング」の話です。

この話は、↓のブランディング記事でも触れられています。

いまブランディングで記事を0から書いたら、また違った語り口になりそう。ですが、こねくり回した理屈くさいのができあがりそうです。

そこいくと、割と初期の頃に書いたこの記事(後から結構足してるけど)は、なんだかスッと入ってきますね。

ハンドメイド作家のためのブランディング入門【もうフワッとしない】

なお

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