こんにちは。なおです。
前回メルマガでは、少々答えづらいアンケートを取ってみました。
「ない方が良い!」がちゃんといたのは、ちょっと笑ってしまいましたw
過半数が「あった方が良い」ということで、これからも日常パートを添えようと思います。不要な方は、お手数ですが、最初の見出しまで飛ばしてもらえればと。
これがリアルというか、やはり人間性にも興味を持つオーディエンスは一定数いるんですね。作家さんでも、同じかと思います。
最近嬉しかったことは、やっと、去年・一昨年のコナンの映画がVODで見れたこと!☺️
何でしょうね。毎年見ておきたくなるんですよ。
2025年のは今頃配信で例年通りなんですが、なぜか2024年のが去年配信されなくて。待ってたんです。
まさか、新一とキッドの関係が...😳
おっと、ネタバレは良くないですね(←2年前の話だけど)。
奥さんと娘は、早速今年のも映画館に見に行ってました。
ボクはまた1年後を楽しみにしています。
では、本編へ〜
ブランドロゴの「文字」と「シンボル」
まず、はじめに断っておきます。
ボクはデザイナーではないので、これから話すことは、必ずしもデザイン界の常識と一致しているとは限りません。
ただ、脳の構造、人間の心理的には、確かに言えること。
ブランドロゴの役割
ブランドロゴの役割は、大きく2つ。
- 識別子として
- ブランドのイメージをより雄弁に伝えるため
前者の「識別子」は、意味合いは「名札」みたいなものですから、文字ロゴでも何でも構いません。
しかし、「ブランドのイメージを伝える」上では、文字ロゴは不利。やはり、シンボルが必要になってきます。
ブランドロゴは、「文字」よりも「シンボル」を使うべきです。
作家さんは、文字ロゴが多い
多くの作家さんは、「とりあえず用意しなければならない」ということで、ブランド名をそのままロゴにしているケースが多いでしょう。
つまり、文字ロゴです。
Canvaやフォトショで、良い感じにフォントさえ見つければ作れますから(本来は、文字間隔の調整とかもあるんですけどね)。
一旦は、それで良いと思います。
ただ、「これはベストではない妥協」という認識は持っておいた方が良いかと。
百聞は一見に如かず
日本には、「百聞は一見に如かず」という素晴らしいことわざがあります。
17世紀の神学者バルタサール・グラシアンは、「真理は見えるものであって、聞こえるものではない」と、似たような言葉を残しています
つまり、「五感情報は、言語情報に勝る」と言ってるんですね。
五感情報の強さ
脳が受け取る情報は、
- 言語情報
- 五感情報(視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚)
で、両者は性質が異なります。
五感情報は、解釈を必要としません。考える必要はなく、感覚器(目・耳・鼻・舌・皮膚)が受け取った情報を、そのまま受け取るだけです。
一方で、言語情報は解釈を必要とします。受け手は、その言葉が何を意味するかを考えなければなりません。
- 「マンゴー」の味を1,000の言葉で説明するよりも、マンゴーを一口食べた方が、正確に味が伝わる
- 「100万ドルの夜景」を万の言葉で説明するよりも、その夜景を一目見たほうが、正確に情景が伝わる
得てして、言語情報よりも五感情報の方が、情報量が豊富です。言葉に落とす前の生データなので、当然と言えば当然でしょう。
コンピュータ上の「テキスト」と「画像」で、どちらがバイト数が大きいか?
考えてみたら、当たり前の話ですよね。
解釈のブレが起きない
言葉で伝える限り、必ず解釈のブレが発生します。
より正確には、言語情報を受け取った人は、過去に経験した五感情報を脳内再生することで、理解しようとします。
「齧られたリンゴ」と言われたら、
などは、聞き手の脳内再生に頼ることになります。
ここで、解釈のブレが発生します。
一方で、「Appleのロゴ」を見たら、それは見たままを受け取るので、解釈のブレが発生しません。
もちろん、その絵面の意味をどう解釈するかという二次的なブレは発生しますが、入口時点でのブレは100%防げます。
これも、五感情報の優位性。まさに、百聞は一見に如かずです。
偶像崇拝の誘惑
宗教においては、しばしば「偶像崇拝」が行われます。偶像とは、宗教画や像のことだと思ってください。曼荼羅も一種の偶像でしょうね。
「目に見えない神や教義」よりも「現に目に見える物体」に手を合わせたくなるのが、人間の性なのです。
宗教は、放っておくと偶像崇拝に流れます。旧約聖書にも、イスラエルの民が子牛の像を拝むようになって、モーセがブチギレるシーンが登場します。
一部の宗教が偶像崇拝を固く禁じている理由の一つは、言葉で書かれている教義が軽んじられてしまうから。
それほどに、偶像崇拝の誘惑は強い。
これも、視覚情報が言語情報に勝る一つの例です。
シンボルを使え!
ブランドロゴは、ブランドの識別子であり、ブランドのイメージを雄弁に伝えるものと話しました。ブランド名も同様の役割を担っています。
そう考えたとき、言語情報によるブランドイメージの刷り込みは、すでにブランド名がやってくれているわけです。
ロゴでも同じ言語情報を繰り返すのは、ある意味でリソースの無駄遣い。
やはりロゴの方は、ブランドイメージが伝わるシンボル(象徴)を使うべきです。ブランドイメージを体現するモチーフを、図形に落としたシンボルです。
- Instagramのロゴ →「カメラ」がモチーフ
- スターバックスのロゴ →「セイレーン」がモチーフ
- ホンダのロゴ →「天使の翼」がモチーフ
一応、文字ロゴでも、フォントそのものが持つ視覚効果だけは伝わります。
が、やはり、絵や図形で描かれたシンボルに比べると、遥かに間接的。シンボルほど雄弁には語ってくれません。
海賊旗が文字だったら
こう考えたら、もっとしっくりくるでしょうか。
ワンピースに出てくる海賊旗も、一種のブランドロゴです。
- 「麦わら海賊団」のロゴが、「麦わら海賊団」というフォントだったら
- 「赤髪海賊団」のロゴが、「赤髪海賊団」というフォントだったら
全然入ってこないじゃないですかw
そもそも、海賊旗にドクロが使われているのも、「俺らに刃向かったら死ぬぞ?」という恐怖イメージを刷り込むためですよね。
「強いぞ、怖いぞ、残忍だぞ」って文字で書くよりも、「ドクロマーク」で象徴的に描いた方が伝わりませんか?
そういうことですよ。視覚情報は、言語情報に勝るのです。
視覚に直接訴えるロゴが必要です!
少々突っ込んだな文字の話
少し細部に突っ込むと、
漢字や象形文字のような「表意文字」は、成り立ちがシンボルを文字化したものなので、一定のイメージが付加されています。
「静」「熱」「惡」と書けば、言語情報と共に、字面から視覚的なイメージを受け取ることもできましょう。これは一つの手かもしれません。
一方で、ブランドロゴで使うことの多いアルファベット(あるいは平仮名・片仮名)は、「表音文字」なので、発声したときの音の情報しか持っていません。
「Silence」「Heat」「Evil」と書いたら、それはやっぱり言語情報しか持たないのです。
今回のロゴの話は、↓の過去記事に追記しました。
タイトルの「ハンドメイドの〜」は、WEBメディア運営上の言葉のあや。実際には、どんな業界でも共通の考え方を述べています。
「AIでロゴを作る方法」という、みんなが知りたそうな記事もあるのですが、やや情報が古いので、最新に書き換える必要がありそう...。